旅する日本語展2017

みなさまの投稿

腐ったゆっくり

たまの休みにデトックス。都内だけどちょっと足を伸ばしてスパを堪能してきました。

遠出するのは億劫だけど、これくらい手軽なら普段は出不精の私でも全然有りです。

さあ、明日からまた仕事頑張るか。。

shibuki

🌊 波飛沫

海の近くで育ったわたしは海が大好き。

”しぶき”という名前は漁師の父がつけてくれた。

珍しい名前で昔はあまり好きではなかったけれど、今は素敵な名前といってくれる人のおかげでとても気に入っている。

今年の夏、久しぶりに行った海で波飛沫を全身に浴びて、また改めて海も自分の名前も好きだと感じた。

にったなおと

石川県金沢にて。

金箔の生産量が日本一の石川県金沢。

金沢の街の人達の心はこの金箔のように美しい人達ばかりだった。

へなちょこ

星流る

初期流産、夫と私だけの秘密。親や兄弟や友人には伝えなかった。

『日帰りでどこかに行こうよ』

変わらずに生活していてもどこかで落ち込んだ表情をしていたのだろう、夫は努めて明るかった。夫婦以外の家族は犬と猫4匹はずっとそばで添い寝してくれた。

時間が勿体無いから、と秋の虫の声が聞こえる夜中に出発した。

着いた先は小高い丘、眼下には街の光。空はスモッグで霞んでいるが星座の形ははっきりとわかる。

『今日は流星群のピークだって』

ここは空に近いよ、願い事を言おう。夫が笑顔で促した。

いくつもの星が流れては消え、また流れて行く。願い事を早く3つ言わないと、消えてしまわないうちに。

家族、家族、家族…

あの流れる星が赤ちゃんになって私のところに来たらいいのに。ギュッと握った夫の手は汗でジワリと冷えている。

それでも天の星座のように繋がっていけたらいい。そう思って握り返した。

家族、家族、家族…

星流る。流れ星を受け止めるように私たちはギュッと手を繋いでいた。

tatsuya_beatbox

【木・岩・水・風・光】

何時間もかけて山を越え、川の流れに逆らい、自然のエネルギーに圧倒されながら崖を登り、死ぬ物狂いでたどり着いた頂上に広がる景色は「ようこそ地球へ」と初めて迎え入れられたかの様な感覚と、自分が地球の一部だという事を改めて学んだ。

まさとガオラー!固定ツイ

飛行機の中でうとうと。ふと目を覚ますとこの景色が僕の目に飛び込んできた。写真じゃ伝え切れない美しさがそこにはあった。

chieko hakuto

最近話題のTokyo Art City by Nakedにふらっと。光で東京を描く展示。

街の生き様は、人の生き様に。

人の生き様は、街の生き様に。

東京も私も、いつまでも無秩序なままで。

masayuki_sai

旅先で出会う人への最初の第一歩はとても勇気がいる。

嫌な思いをさせてないかな?嫌われたらどうしよう?

ネガティブな感情に打ち勝って、コミュニケーションをとると、

素敵な出会いや思いもよらない冒険に出会える。

ちょっと違うかもしれないけど、僕にとってはこれも壮挙だ。

ポチ

旅先の宴

晩年、ビリヤードに凝っていた祖母は、いくら呑んでも顔色ひとつ変えない盗人上戸。

その日も、帰りに夕飯の買い物をして戻ると言いながら友人たちとのプレーに出掛けたが、球技場で倒れた後、祖母が帰宅したのは約束より少し遅い時間だった。白装束、穏やかに目を閉じた顔で。

家で呑むことはめったになかったけれど、向こうではたまに友人たちと杯を交わすこともあるのだろうか。

姉御肌で面倒見の良かった祖母だから、酔いの回った彼らを、やっぱり顔色ひとつ変えずに、やれやれと介抱しているのかもしれない。

小娘だった私ももうお酒の呑める歳になって久しいけれど、祖母には似ない不調法。

夜空を眺めながら、たまに見た、美味しそうに赤ワインを呑む祖母の顔を懐かしく、そして羨ましく思い出す。

祖母が空へと旅立ったのは、こんな初秋の日だったから。

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